(Terragen 4) ここ最近よく使う雲の作り方
本記事の対象Terragen 4バージョン:Free / Creative / Professional (Educational含む)
夕焼け空などで太陽を覆う雲が欲しい時によく使う方法です。頭をあまり使わずにまあまあな雲ができる楽な方法です。
やってみる
とりあえず太陽の高さを落とします。今回は1 degくらい。空は適当に調整します。
Add cloud layerからGlobal: Thinを追加します。
Patternを開いて,Feature scaleとLead-in scaleを適度に落とします。Lead-in scaleはあまり落とさなくて良いです。
初期値はどちらも1e6 (1000000)です。
メインに戻って,Edge sharpness(縁のシャープさ), Density(密度), Coverage adjust(カバー範囲)を調整します。一度に大きく変えずに,そろそろっと。
形が気に入らないなーって思ったらPatternを開いてRandom seedを押して乱数調整してみたりして,いいところを探しましょう。ただ,全く別物の雲になるので,戻れるようにセーブしておきましょう。
DensityタブのRoughnessや,Warpingを変えても変化が付けられます。直感で行きましょう。フィーリング大事。
できあがり。
ちょっと濃いめにしました。
tgdファイルをこちらにおいておきます。ご自由にお使いください。
Dropbox - 20180326_global_cloud.tgd
弱点
デフォルトでは雲の高さが5000mほどあるため,ちょっと重いです! レンダリングにそこそこ時間がかかります。
また,パラメータの選び方によっては少し安っぽく見えがちです。リアルさを増そうとするともう一工夫必要ですが,楽に作ろうと思った時には使えるかなと思います。
作例サンプル
上空の雲を今回の方法で作っています。
奥の白い雲を今回の方法で作っています。
2層重ねです。
いじょう。これからこういう記事もやっていこうと思う。